想定業務とスコープ
対象業務
- メール受信時の確認判断
- 添付ファイル/リンクを含む業務メール
対象外(やらないこと)
- 自動遮断
- メールの削除・隔離
- 送信制御
動作フロー
- メールを受信(既存メール基盤は変更しません。自動遮断もしません)
- MailDoc がメール内容・構造を解析(自動で止めません)
- 危険の兆候(Signals)を抽出(自動判定はしません)
- 兆候ごとに理由(Why)を付与(白黒は断定しません)
- UI上に「兆候・理由・証跡」を並べて表示(強制指示はしません)
- 人が判断(開く/無視/エスカレーション)
表示する情報
必須表示項目
- 検知された兆候(箇条書き)
- 各兆候の理由
- 関連する証跡(ヘッダ要素、URL特性 等)
- 参考観点(確認すべき点)
表示しない情報
- 危険/安全の断定ラベル
- 推奨アクションの強制表示
ログ設計
MailDoc は「判断結果」ではなく「判断材料」をログに残します。
- timestamp
- mail_id
- signal_id 群
- risk_score / severity
- rule_id
- policy_version
- evidence_hash
- user_action(viewed / acknowledged / escalated)
- engine_version
後から判断経緯を再構成できます。
運用設計
誤検知はゼロにしません。前提として扱います。
誤検知コストを下げる設計を置きます。
- 止めない
- 確認時間を短縮
忙しい時の扱いも、全件精査を前提にしません。
エスカレーション設計で分担できます。
導入形態
既存メールセキュリティと共存します。
MailDoc は判断支援レイヤです。
遮断/隔離の置き換えではありません。
FAQ
自動で止めないのに意味はある?▾
意味は、兆候・理由・証跡を揃える点にあります。
判断は人が行い、経緯はログで再構成できます。
既存のメールセキュリティと何が違う?▾
置き換えではありません。判断支援レイヤです。
遮断・隔離は行わず、判断材料(兆候・理由・証跡)を提示します。
誤検知が多いと逆に大変では?▾
誤検知は前提として扱います。
止めない/確認時間短縮/エスカレーションで運用負荷を制御します。
ログはどこまで残る?▾
timestamp、mail_id、signal_id 群、risk_score、rule_id、policy_version、evidence_hash、user_action、engine_version を残します。
判断材料が残るため、後から経緯を再構成できます。
実運用で誰が見る前提?▾
全件精査は前提にしません。
役割分担とエスカレーションで、見る範囲を固定します。
PoCでは何を確認する?▾
一定期間の運用ログをもとに、誤検知コストと確認時間を確認します。
ログ要素が監査・説明に十分かを確認します。
コペルシステム株式会社